今回は「メンズエステは、どこまでいけるのか?」という疑問にお答えします。
正確を期すために、まず言葉の意味を定義しておきましょう。
「どこまでいけるのか」とは――
(お触りや抜きなどの)性的サービスはどこまで許されるのか
とほぼ同義です!
メンズエステでの性的サービスは禁止されているものの、どこまでのサービスがOKなのか曖昧な部分もありますよね。
そのため、メンズエステは表向き「健全なリラクゼーションマッサージ」なのに、中には「ちょっと押したら、性的サービスを受けられるのでは?」と密かに期待する男性ユーザーもいますが……実際はどうなのでしょうか?
果たしてどこまでならOKで、何がNGなのか?
現実を正しく理解しておけば、メンズエステでのトラブルを回避できますよ。
(↓メンズエステの基本サービスや風俗エステとの違いを知りたい方は下の記事をどうぞ)
メンズエステとは? 風俗エステとメンズエステの違いを徹底解説
目次
メンズエステのサービスはどこまでOKか
メンズエステが風俗店と勘違いされやすいのは、下記のような理由からだと思われます。
・メンズエステの性的サービスを題材にしたAVが人気だから
・「A店の○さんが抜いてくれた」などの口コミがネットに氾濫しているから
言うまでもないことですが、風俗エステはメンズエステとは似て非なるもの。というか、まったく別物です!
また、AVや口コミの情報はほとんどがヤラセや嘘なので、うのみにしてはいけません!
メンズエステでは、男性客は基本的に受け身で施術を受けるだけです。
それでも「サービスはどこまでOKか」という疑問はあると思いますので、メンズエステのOKとNGを細かく解説しておきます。
勃起や誤爆は故意でなければ問題なし
メンズエステでは、勃起や故意ではない誤爆(※)はOKとされています。
(※)誤爆……施術中にお客様がうっかり射精してしまうこと。「暴発」とも言う。
これは、健康的な男性ならむしろ当たり前の「生理現象」とみなされているため。
セラピストは、お客様が勃起したり誤爆でうっかり射精したりといった事故に関しては、折り込み済みで施術をしています。
だからと言って、性的なサービスやセクハラはNGです。
メンズエステでは、セラピストが鼠径部のキワキワを揉みほぐすディープリンパや、体をくっつけてマッサージする密着施術などの刺激的なサービスをします。
中には寛容なセラピストさんもいるので(ちょっとぐらいならいけるかも……)と期待してしまうかもしれませんが、くどいようですがNGです!
セラピストに自分からタッチするのはNG
メンズエステでは、基本的にお客様側は受け身オンリーです。
なので、お客様からセラピストの胸やお尻などをタッチするのもNG!
メンズエステでは、お客様がセラピストを積極的に触ろうとする行為は禁止されているので要注意です。
ただし、故意ではなく、体を動かした拍子に軽く手が当たってしまったといった程度なら問題ないでしょう。
抜き行為はもちろん全部NG
メンズエステは風俗とは違って、性的なサービスを行うのに必要な届出書を提出していません。
そのため、抜き(射精)行為などの性的サービスもすべて禁止されています。
メンズエステでは鼠径部マッサージといったセクシーな施術もありますが、お客様を射精させるサービスは行われていません。
もしもそうした行為をしていたら、悪質な違法店なのでご注意を。
もちろん、お客様の方から性的サービスを強要するなんてもってのほかです!
悪意がなければNG行為でもセーフ
メンズエステでは、性的サービスを強要したりほのめかしたりする行為は完璧にNGです。
ですが、男女が密室で二人きり(しかも、男性は紙パンツ一枚)というグレーな状況だけに「NG行為だけど悪意はない」と判断されれば、なかったことにしてくれる場合があります。
ケース別にそれぞれ見ていきましょう。
紙パンツから性器がうっかりはみ出してしまった
メンズエステで着用する紙パンツは、マッサージをしやすいように面積が狭く設計されています。
そのため、鼠径部マッサージの施術中に紙パンツの隙間から性器が露出してしまうことはよくあること。
この場合、あくまでもハプニングであれば、大きな問題になることはありません。
本来、メンズエステで性器を露出して見せつけるのはNG行為ですが、故意ではなかったと理解してもらえれば大丈夫。
メンズエステでこうした事故を避けるためにも
・はみ出てしまった場合は、大げさに騒がない
上記の2点を心がけておくことが大切です。
ちなみに、このようなケースではセラピストが性器を紙パンツの中に戻す行為は禁じられています。
セラピストは男性器に一切手を触れることができないので、必ずお客様側が直すようにしましょう。
無意識に勃起してしまった
メンズエステでの施術中には、セラピストが体を密着させて股間キワキワをマッサージすることもあります。
そのため、お客様がムラムラしてきて、そのつもりでなくても不意に勃起してしまう……というのも珍しくないことです。
この場合も、上記のケースと同じく、故意にやったのではなければ問題にはならないでしょう。
勃起は男性にとって生理現象なので、起きてしまうのは仕方ありません。ただし、「大ごとにしないこと」が大事!
興奮する気持ちも分かりますが、くれぐれも自制心を保って、セクハラ行為に発展しないように努めることが肝心です。
あくまでも冷静さを心がけていれば、勃起はそのうちに治まってくるはず。
頭の中で何か別のことを考えるなど、勃起を回避する方法を普段から心得ておくとベターですね。
-
-
メンズエステで男性客が勃起してしまう理由と対処法
メンズエステでお仕事をしていると、施術中にお客様が勃起してしまっていることってよくありますよね。 目のやり場に困るし、正直「そんなもん見せないで…」と思っている方も多いのではないでしょうか? でも、そ …
性的サービス以外のNG行為について
上記のように、メンズエステではセラピストに性的サービスを強要することは禁じられています。
その一方、性的サービス以外にもさまざまなNG行為があります。
メンズエステに限った話ではありませんが、念のためにもう一度ここで確認しておきましょう。
暴言・暴力
セラピストの心身を傷つけるような暴言・暴力は、言うまでもなくNG行為です。
内容によっては傷害罪にあたるケースも。「出禁」もしくはそれ以上の厳しいペナルティを科されることもある悪質な行為です。
メンズエステはあくまでもリラクゼーションを楽しむ場。暴力的行為なんて、もってのほかですよね。
盗撮
隠しカメラを仕掛けるなどしてセラピストを盗撮する行為は、もちろん犯罪です。
発覚した場合、出禁などの重いペナルティを科せられるほか、悪質なケースだと刑罰に問われる可能性もあります。
巷にはメンズエステ盗撮を題材にしたAVなどが氾濫していますが、それらは言うまでもなくフィクション。つまり「ヤラセ」ですよ。
メンズエステの男性ユーザーは「バレなきゃ大丈夫でしょ」といった甘い考えは捨てましょう。絶対にバレますから!
店外デートの強要・連絡先をしつこく聞く


などと店外デートに誘ったり、しつこく連絡先を聞いたりする行為もNGです。
あまりにもしつこい場合、NG客に認定されたり、お店を出禁になったりする可能性大。
メンズエステを楽しく続けたいなら、サービスの範囲内でセラピストと仲良くすることが鉄則です。
遅刻・ドタキャン
特に理由もなくドタキャンをしたり、無断キャンセルをしたり、事前連絡をしないで遅刻したりするのもNG。
お店側はもちろん、セラピストも予定が狂ってしまうので、最も嫌がられる行為です(ただし、やむを得ない理由がある場合は別)。
もしも遅れそうな場合、やむを得ずキャンセルしなければならない場合は、事前にきちんと連絡を入れるのが鉄則です。
まとめ
今回は、メンズエステではどこまでサービスを行うのかについてご紹介しました。
メンズエステでのNG行為をまとめると、こうなります。
メンズエステでのNG行為
下半身の露出(紙パンツを脱ぐなど)
セラピストへの接触(タッチ・キス)
セクハラ行為や乱暴な言葉遣い
自慰行為(オナニー)
性的サービスの要求・強要
基本サービスや風俗エステとの違いを知り、ご自身に合ったサービスを選択しましょう。